【愛車選び、その後】「不正解」を「正解」にしていく
こんにちは!
ライフコーチのもとあきです。
近頃、
・決めたいんだけど、めっちゃ迷って疲れる
・何が正しいのか分からない
・後悔するかもしれなくて怖い
という悩みを聞くことが多く、「決断」を考えることが多くなりました。
そこで、「決めるときに何を考えていたか?」の考え方の参考として、前回の「【愛車選び、その前】「悩む」のはそれだけ意味があるから」に引き続き、僕の「決断」の経験談をシェアします。
今回は「決断した後」のお話。
前回は愛車購入。人生で一番大きな決断をした話でした。
目次
決断するときに考える「正解か不正解か」
まず、前提として決断に迷う時、
「それが正解か?不正解か?」を必ず考えます。
人間関係、お金、得られる成果…
色んな要素を踏まえて決断の時点での「正解」「不正解」を考えています。
今回は「こういう視点もあるよ?」という経験談
【経験談】愛車を買った後の話
130万円で購入。でも「不正解」だった。
130万円で買いました。
やっぱり年式相応、その後大量に問題が発生します。
- 空気を吸うホースが裂けてる
- エンジンに入る空気を綺麗にするフィルターがボロボロ
- 乗り心地に関わる部分が劣化して亀裂
- エンジンから何かが漏れてる
- 人にもクルマにも優しくない、最悪の乗り心地
- 何かを開けると、何かが外れる
- マフラーの音が公害(「ヴォエーーーー」)
- ライト点かない
- エンジンを冷やす水を送るポンプが破損、異音(「んメェぇぇーーー」)
- エンジンを冷やす水が噴き出す←NEW (2021/07/17)
もっとあったような気がする(汗)
3年ローンで購入したのですが、2年間くらいは正直楽しくなかったです。
- いつも何かが調子悪い
- 乗り心地最悪
- うるさい
普通に走っていても「どこか調子が悪いんじゃないか?」と疑心暗鬼に。
しかも勤務しているメーカーとは違う為に、寮に停めることが出来ず、お金も毎月追加で払わなきゃいけない。
この時点では完全に「不正解」。
でも、やっぱり好きだった
「もっと快適にクルマを運転したいんやけどなぁ」
ただ、そうは言っても好きな部分はあって
- 運転自体が直感的で楽しい
- シンプルに格好いい
- 運転中に垣間見えるクルマの完成度の高さ(メーカーの本気)
なにより「人生で初めて好きになったクルマに乗ってる自分」が好きでした。
「運転したくなくなるほど疲れる」も事実でしたが、「やっぱり好き」も事実でした。
「快適なクルマは無いかなぁ」
と言って、買い換えようにも欲しいクルマが見つからない自分は、ある考えに至ります。
「好き」はある。なら「正解」に持ってけばいい
僕にとってのクルマの正解は
「快適で運転が楽しいクルマ」。コーヒー飲みながら、MTで、音楽聴きながら、気持ちよく走っていくクルマような
僕にとっての「好き」はセリカ
でも「快適」ではない。
「だったら、『快適』なクルマにしよう」
直せば直すほど、「正解」になっていった
そこから、僕の「整備カーライフ」が始まりました。
「快適」というビジョンを定めて、足回り、内装、カーナビ、エンジン、…殆どの部品に手を入れていきました。
良くなっていく過程も楽しいんですね。
「お、なんかいい感じする!」
…まぁプラシーボかもしれません。
でも自分の感覚が世界を創っている、プラシーボであっても「正解と感じたなら正解」
愛車を直していく中で
「変えれば変わる」
当たり前のことを学ばせて頂きました。
愛車に乗ってる自分が好きになってくる
今までは「こんなしんどいクルマ、乗りたくないなぁ」って思ってました。
でも少しずつ直してくと、不思議なことに自分と愛車、どちらも好きになってきます。
「運転してみ!?」って人に薦めたくなってきます。
「直す」を積み重ねていく自分のことも好きだったのかもしれません。
「直す」という行動を起こした部分が増えれば増えるほど、愛車への信頼も増していく、そんな感覚でした。
しかも、やっぱり運転が楽しい。快適です。最高。
こうして「快適」カーライフに近づいていっていました。
定義が変わってきた「正解」
もう一つ面白いのが、愛車を直していく過程で「正解」が変わってきたこと。
これまでの正解=快適なドライブ(クルマはなんでもいい)
だったのが
今の正解=愛車を味わうこと
になりました。
「味わう」とは、
- 同期と整備する時間
- 整備前後のクルマの変化
- 見知らぬクルマ好きと交流すること
- 運転に集中する(そのためのMT)
などなど。
「正解が変わることもあるんだなぁ」って思った瞬間でした。
大事なのは決断したあと
さて、ここまで2回に渡って、自分の愛車選びの経験を振り返りながら、決断の「迷い」を観察してきました。
- 決断のときには「正解かどうか」は分からない
- まず、「自分を好きになれる方向」へ行ってみる
- もし「不正解」でも「正解」にしちゃえばいい
- 自分の「正解」を持っておく
- 「正解」は変わることもある
- 大事なのは「決断したあと何をするか?」
いま「『好き』を貫きたいけど迷っている」という方の参考になれば幸いです。
最後までご覧頂きありがとうございました!