【コラム】「楽しい」ってなんなん?
こんにちは
ライフコーチのもとあきです。
今日は、一考して頂きたいことがあったので書いています。
「楽しい」について。
誰しも一度は

・楽しいことないかなぁ
・楽しいことで生きていきたい
・これめっちゃ楽しい
という発言をしたことあるでしょう。
では、
楽しいってなんなんでしょうね?
「人生楽しみたい」と言っている貴方、せっかくなので「楽しい」について考えてみませんか?
酒や休憩の肴にでも見て頂ければ幸いです。
目次
きっかけ:「楽しむ努力」への違和感
近頃、時代の移り変わりなのか、価値観が急激に変化してきているように感じます。
がむしゃらに働いて、お金を稼いで、家を買って…という「モノの時代」から
オンとオフはきっちり分けて、アフタワークを充実させて、自己投資もして…という「コトの時代」になってきています。
「『モノづくり』ではなく『コトづくり』」なんていう表現も出てきましたよね。
それに伴って、「人生楽しまないと!」っていう声が強くなってきたように思います。
僕自身は好ましい方向に向かっているような気がしているんですが、同時に違和感も。
「楽しむ努力をしないとね」という考え方。そして、あらゆる人の「楽しむ」が画一化されているような感覚
ちょくちょくSNSなどで見るのですが、

どんなに苦しい中にも「楽しい」はある。楽しいことを見つけろ!
うん、そうなんよ。そうなんやけど。
なんか、「好きでもないコトを無理に楽しんでいる感じ」がするんですよね。
インスタとかの「幸せだー!」とか「楽しいー!」とかと同じ感じ。
「楽しむ」に縛られているんじゃないかなぁと思うわけです。
あなたの「楽しい」ってどんな時?どんな状態?

ほな、もとあきの「楽しい」ってなんやねん
という話になると思います。当然ですよね。
僕も言語化するの難しいな〜、って思ってます←
どんな時が楽しいのか?というと「気づいたら、楽しくなっている」なんですよね。
気づいたら、そこにある感じ。

あ、僕いま楽しいわ。
みたいな。
僕は、「口角が上がった状態」と表現しています。軽く笑っている感じ。
そして、口角が上がる時は、筋トレする、人と話す、酒を交わす、運動、散歩、愛車を運転する、発信する、料理、、、
共通するのは、「作戦を練る、『どうしたら上手くいくかな?』と考える」時…だと何となく思っています。
なので、会社で「俺の言うこと以外はやらなくてもいい」タイプの上司とカチあった時に、病気になったんだろうなぁと考察してます。
なぜなら、「僕に考える余地が残されていない感覚」だったから。
さて、「楽しい」について、こんな問いを置いときます。
楽しい時どんな状態になっていますか?
また、楽しい時って何をしてるときですか?
それらに共通する行動は何でしょう?
楽しくないもんは楽しくない!でも全てが楽しくないわけでもない
さて、「楽しいことを見つけろ!」と言ってることが余り変わって無い気もしますが(笑)
「楽しくないのは楽しくない」で受け取っていいと思っています。
それが自然なんだもん、仕方ない。
「楽しくないものを楽しめ!」もいいけど、結局同じ悩みを繰り返す気がしていて、僕なら疲れちゃうと思います。
でも、起きている現実の全てが楽しくないわけではないですよね。
「悩みが起きる仕組み」でもお話しましたが、腹が立ったりすると、「嫌だ」という気持ちと「現実」をごっちゃにしてしまいがちです。
なので、一回深呼吸してじっくり落ち着いて見つめてみましょう。
まずは

なんで楽しくない??
何が嫌だった?
を感じてみてください
ノートに書き殴っても良い、親しい人に話してみてもいい。
いったん感情を味わう。
次は

どうしたかった?
楽しめるとしたらどうしたら良い?
そもそも楽しみたいのかな?
を感じてみます。
何が出てくるでしょう?
なんで楽しくない??
何が嫌だった?
どうしたかった?
楽しめるとしたらどうしたら良い?
そもそも楽しみたいのかな?
最後に 〜もとあきも無理に捻じ曲げて失敗した〜
さて、ここまでお付き合い頂いて有難うございます。
僕がここまで、やいやい言うのには理由があります。
過去に病気になった時、同じことをしていたからです。
楽しくないものを楽しもうとしていた。
成功している人は、何事も楽しんでる
みたいなことを信じて、「楽しめない自分はダメなんだ」と思い込んでました。
やたらとSNSに楽しいことをUPして、「楽しいー!」とか言ってました。
UPした出来事が楽しくなかったわけではありませんが、「しんどい気持ち」を「楽しいー!」でフタをしているような。
コーチをつけ、「そのまんまのじぶん」を見つめることで、「嫌なもんは仕方がない」と思うようになり自然体になれました。
でも、病気になんてならなくてもいい。
倒れる前に知ってほしい。
そう思って書きました。
ここまで読んでくれたあなたが、あなた自身の「楽しい」を楽しめますように。
最後まで読んで頂いて、有難うございました。