逃げたらアカン?「逃げる」をゆっくり考える
こんにちは
ライフコーチの「もとあき」です。
今日は、「逃げる」について考えます。
あなたは一度始めたことを「辞めたいな〜」って思ったことはありませんか?
そういうことを、周りの人間に言ったりした時

それって逃げてるだけちゃう?
と言われたりしたこともあるんじゃないでしょうか?
親や友人、恋人などの身近な人に言われたりすると、「そうかなぁ、逃げなのかなぁ」とモヤモヤしたり、気分が悪くなったりしますよね。
さて、ここで質問です。
「逃げる」って何でしょう?
考えたことありますか?
ただ漫然と「逃げるのはダメ」と思ってませんか?
体育会系や完璧主義の人に多いように思います。
今日は、そんな「逃げる」について、「そのまんま理解」出来るように考えてみたいと思います。
悩むあなたの力になれますように。
最後までお付き合い頂けると幸いです。
目次
「逃げる」は「〜から」があって初めて成立する
さて、まずは「逃げる」を理解してみましょう。
1.捕まらないように、追って来るものの力の及ばない所に身を置く。「犯人は盗難車で―・げたらしい」「一目散に―・げる」
2.自由のきかない所や危険「から」抜け出して、去る。「ライオンが檻 (おり) から―・げる」「命からがら―・げる」
3.面倒なこと、いやなこと「から」積極的に遠ざかろうとする。直面するのを回避する。「やっかいな仕事から―・げる」「―・げないで真っ向から勝負する」
4.運動競技で、首位を行く者が、後続する者に追いつかれないで勝つ。「先行したままゴールまで―・げる」
5.からだが望ましい構えから後方へ引いた状態になる。ひける。「腰が―・げている」
6. 室内・容器の中の気体や味などが、そのまま保たれないで外へ出てしまう。「熱が―・げる」「土鍋はさめにくい上に風味も―・げない」
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E9%80%83%E3%81%92%E3%82%8B/
「〜から遠ざかる」とか「〜から去る」などの言葉がありますね。
ここで大事なのは、
「逃げる」には必ず「〜から」がつく
ということ。
行為自体は「歩く」や「走る」などと同じなんです。
要は「どこから遠ざかっているのか?」
つまり、ベクトルが与えられることで「逃げる」になる訳です。
「逃げる」は「どこから?」があって初めて成立する
→「走る」や「歩く」にベクトルがついて「逃げる」になる
視点を変えれば、「逃げる」にも「向かう」にもなる!
さて、先の章で
行為自体は「歩く」「走る」と同じ。ベクトルがつくことで「逃げる」になる!
とお話しました。
ここで、少し視点を変えてみましょう。
次の画像を見てください。

左の人は、ダッシュしているだけですが、Aさんは「逃げてる」と表現します。
Aさんから遠ざかっているからですね
では、次の場合はどうでしょう?

次は左にBさんもいますね。
こうなるのではないでしょうか?

そう、Bさんから見たら「向かってる」になる訳です。
なにが言いたいかと言うと、
「逃げる」は視点によって、「逃げる」とも「向かう」ともとれる
ということ。
「逃げる」と言われたときは、「誰から見て」を意識してみると冷静になれるかもしれません。
「逃げる」は視点によって、「逃げる」とも「向かう」ともとれる
「逃げる」と言われたときは、「誰から見て」を意識してみる
「逃げた先」はビジョンに向かっているか
さて、ここまでで「逃げる」自体は見る人によって違うよー、ということが理解できたのではないかなと思っています。
では次に私たちが確認しなければいけないことは、
「逃げた先」が自分のビジョン(行きたい方向)に沿っているかどうか?
です。(ビジョンについてはコチラ)
他人なんて所詮他人。
他人から見た「逃げる」なんて気にしなくて良いです。
「自分がこうありたい!」と思った方向に行けば、「向かう」
そうではない方向に行っていれば「逃げる」
あなたが言われた「逃げる」はあなたにとってどちらでしょう?
「逃げた先」がビジョンに向かっているかどうか確認する
【最後に】「逃げる」と言われて何故モヤモヤしたのか?
さて、いかがだったでしょうか?
まとめてみると
「逃げる」は「どこから?」があって初めて成立する→「走る」や「歩く」にベクトルがついて「逃げる」になる
「逃げる」は視点によって、「逃げる」とも「向かう」ともとれる→「誰から見て」を意識してみる
「逃げた先」がビジョンに向かっているかどうか確認する
以上になります。
僕は社会人当時、「逃げる」を分かってなかった訳ですね。
「逃げる」と言われて、「逃げはダメだ」と思っていた。
もしかしたら、ここまで読んで頂いたあなたも同じだったかもしれません。
いま、「逃げる」を客観視できました。「逃げる」を冷静に見つめる事ができました。
今度は、あなたの感情の番です。これが一番大事です。
終わりに、「そのまんまのじぶん」への問いを置いておきます。
コレが分かるともう楽勝。「逃げ」って言われてもへっちゃらです。
・あなたにとって「逃げ」とはなにか?
・「逃げ」と言われてモヤモヤしたのはなぜか?
・どう言ってほしかった?
ゆっくりじっくり考えてみてください。
最後までご覧頂いてありがとうございました!