【悩みを消す練習】「有難う」で悩みが消えて、毎日が楽しくなる理由!

こんにちは!

完璧以外許せない、あなたのライフコーチ「もとあき」です。

今日は「感謝」についての話です。

皆さん、親や先生から「お礼はちゃんと言いましょう」と教えられたこと有るんじゃないでしょうか?

「成功している人は感謝している!」なんていう情報も見たことあるかもしれません。
効果が出る理由としては、脳科学の「幸せホルモンの分泌」などが挙げられていますよね。

でも、なんか「幸せホルモンとかホンマか?」とか「『感謝』言うてる自分が好きなだけやろ」と感じてる方もいるかも知れません。
何を隠そう、昔の僕なんですけどね(笑)

でも、会社員時代に「適応障害」という病気で倒れ、コーチングを学ぶにつれ、「有難う」はめちゃくちゃ有効だということを実感しました。

脳科学とかではなくて、「有難うの仕組み」に、その理由を感じたんです。
悩みが段々と消えていき、適応障害の寛解も進んでいったんですね。

今日は、そんな「『有難う』で悩みが消えていく理由」について書きます。

悩んでる日々やけど、毎日を楽しく生きたい!と考えている方必見です。

よく知られる「有難う」の効果

さて、まずは語られることの多い、ホルモンの分泌について話したいと思います。

脳科学的には、感謝することで、セロトニン、ドーパミン、エンドルフィン、オキシトシンなど、脳と体にいい作用を与える脳内物質が分泌されることがわかっています

https://www.pmaj.or.jp/online/2002/message7.html#

When we express gratitude and receive the same, our brain releases dopamine and serotonin, the two crucial neurotransmitters responsible for our emotions, and they make us feel ‘good’. They enhance our mood immediately, making us feel happy from the inside.

「もとあき」の和訳:
「感謝」を感じたり、周りから受け取ったりした時、脳はドーパミンとセロトニンを分泌する。この2つの物質は感情を司る重要な神経伝達物質である。この物質のおかげで私達は「good」と感じる事ができ、私達を内側から幸せに思わせてくれるのである。

https://positivepsychology.com/neuroscience-of-gratitude/

ドーパミンやセロトニンは、うつ状態にも深く関わっています。
この2つにノルアドレナリンを加えたものを「モノアミン」と言います。

脳の中では、情報を伝達するためにさまざまな神経伝達物質が働いており、そのうちセロトニン、ノルアドレナリン、ドパミンは、モノアミンと総称されています。一説に、うつ病は、このモノアミンが減ることで引き起こされるとされています。

うつ病が発症するしくみ

抗うつ薬は、「これらの分泌に作用して、本来のメンタル状態へ近づけていきましょう。」というものですね。
僕は「イフェクサーSR」という薬を処方されました。

point

感謝することで、セロトニン、ドーパミン、エンドルフィン、オキシトシンなど、脳と体にいい作用を与える脳内物質が分泌される

さて、では次に僕の考える「有難うが悩みに効く理由」を「有難うの仕組み」から考えたいと思います。

そもそも、「有難う」とは何なのか?

「有難う」の意味

さて、まず「有難う」ってどういうことなんでしょう?

読んで字の如く「有ることが難しい」と書きます。これもよく言われていることですね。

有ることが難しい、と伝える。
つまり、

存在していること自体が希少で、僕にとって価値があるんですよと伝えること

なんです。

ここで大事なのが、「有難う」の対象は
「do(行動)」ではなく「be(存在)」であること。

存在自体をまるまる尊重して受け入れ、希少ですよと伝える。

こんなの嬉しいに決まってますよね。

「有難う」の背景には、必ず対象が果たしている役割がある

なんのこっちゃ?と思われるかもしれません。

簡単に言うと、「『有難う』には理由がありますよね」という話です。

先述したように、「有難う」は「存在しているだけで価値がある」と伝えること。

私たちは普段あまり意識していませんが、実はその価値を受けたからこそ「有難う」と表現しているのです。

感謝する対象+理由⇨有難う
例)
僕が着ているパーカーに感謝します。(感謝する対象
なぜなら、服のお蔭で風を防いでくれて、寒さを感じず外で活動できるからです。(感謝の理由

point

1.「有難う」とは、
対象に対して、存在していること自体が希少で、僕にとって価値があるんですよと伝えること

2.感謝する対象+理由⇨有難う
価値を必ず感じて、「有難う」と伝えている

では、なぜ「有難う」が悩みに効くのか?

悩みは「現実の起きていること」と「頭の中で起きていること」が絡み合った状態

これは以前、「【悩みを消す練習】『悩み』が起きる仕組みと、悩んだときの対策!」という記事でお話しました。
そこで挙げた例で改めてご説明。

会社員時代の悩み

職場の人間関係が嫌、具体的には上司から嫌味を言われる、愚痴っぽいのに付き合わなきゃいけないことが疲れる
毎日顔を合わせなきゃいけないので、毎日気分が重い

相変わらず「上司が100%悪い!」と言っています。

これを「現実で起きていること」と「頭の中で考えていること」に分解してみます。

現実

上司は「何らかの言語」を話していただけ!

頭の中

  • 「上司が発する言葉が『嫌味』『愚痴』である」という判断
  • 「愚痴や悪口は言うもんちゃう」という決めつけ
  • 「好きでない上司の元で、自分を殺してでも仕事を続けなきゃいけない、仕事とはこういうものだ」という思い込み
    …etc

→無意識的にフィルターを通して「嫌味を言われながらがまんしなきゃいけない」世界を見ていた

point

悩みは「現実でおきたこと」と「頭の中で考えること」がごっちゃになること、ごっちゃになってることに気づかないことから始まる

「有難う」は「『果たす役割』という現実」を見つめる作業

では、なぜ「有難う」が悩みを消すのでしょうか?

結論から言うと

「有難う」は、「モノの役割(現実)」を見つめる作業だから

悩みは「ごっちゃになること」が原因。
だったら、「ごっちゃ」を分けてやれば良い。

→「有難う」を意識することで、現実(モノの役割)と感情(価値をもらって嬉しい)を分ける癖がつく

客観的な視点が癖になることで、悩みを予防、または修正出来ていたんです。

【最後に】まずは、目についたものからガンガン「有難う」を言ってみよう!

とはいえ、「急に『有難う』と言われてもなぁ」と思うかもしれません。

でも大丈夫。まずはあなたの目の前にあるものを見つめてください。

それは、どんな役割を持っていますか?
それによって、どんな恩恵を受けていますか?
最後に「有難う」を言ってみましょう。

次は、それを作った人、環境を思い浮かべてください。どんな役割を果たしているでしょうか?…

という風に、まずは目の前のものに「有難う」と言ってみましょう。

すると段々

・モノに対して背景を思い巡らせ、有難みを感じること
 →脳内物質の分泌で楽しくなる

・「モノの存在、役割」をあるがまま真実として認識すること
 →客観的な視点が身について、悩みの予防と修正になる

が出来てきます。

まとめ

さて、いかがだったでしょうか?本日のまとめは以下になります。

本日のまとめ

・感謝することで、セロトニン、ドーパミン、エンドルフィン、オキシトシンなど、脳と体にいい作用を与える脳内物質が分泌される

・「有難う」とは、
 対象に対して、存在していること自体が希少で、僕にとって価値があるんですよと伝えること

感謝する対象+理由⇨有難う
 価値を必ず感じて、「有難う」と伝えている

悩みは「現実でおきたこと」と「頭の中で考えること」がごっちゃになること

「有難う」が悩みに効くのは、「有難う」は、「モノの役割(現実)」を見つめる作業だから
 →現実(モノの役割)と感情(価値をもらって嬉しい)を分ける癖がつく

ちなみに、僕は「感謝ワーク」なるものを毎日行っています。
また、そのやり方と効果もご紹介したいと思いますので、楽しみにしていてください!

ありがとうございました!

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